2007年09月23日

お彼岸の親戚周り考。

@akigase今日はお彼岸ということで76歳の父と二人で親戚周り。足はもちろん,父が定年後に「いつかはクラウン」で購入した思い入れのあるH7年式のクラウン・・・そして,今は僕の愛車。
■初めに訪問したのは本家の家。消費者金融に勤めているが,グレーゾーン金利が撤廃になって以降,倒産貸し倒れが倍増しており歳を越せないかも?と不安にしていました。国策としてのグレーゾーン金利の撤廃という舵取りだったが,中小企業の資金調達ができなくなったほか,パチンコやギャンプルの資金も消費者金融からの流れが多かったようで,消費者金融の先行きだけではなく,関連業界の業績不振も心配していました。なるほど確かにその通りかも。
■その次に訪問したのは父の一番上のお兄さんの家で何ともう92歳。介護が必要な身体とはいえ,頭脳明晰な様は昔と変わらず,耳の遠い父の方がよほどお爺さんっぽかった。
■その後,父の姉の嫁ぎ先へ。ここには別のおばさんが来ていたが,女性は対症的な決断に終始すると言うことを自覚しているという話をしていたが,うちの姉にも聞かせたい。
■それから親父の二番目の兄貴の家に行ったが,おじさんは他界して3年。子宝に恵まれなかったこともあり今はおばさんが一人で広い家に住んでいる。おばさんは,農家の出で,植木職人のおじさんと共に土や草木と生きてきた方だが,そのひたむきさと素朴な明るさは敬意を示すべきもの。今度は家族を連れて遊びに行きたいと改めて感じた。
■その後,父の弟の家へ。このおじさんはカラオケスナックを始めて15年になる69歳。健康のために梅の木にできたサルスベリを煎じたお茶を飲んでいるそうで,水割り用の大きなグラスに並々注いでくれたが,香ばしく苦いそれは確かに健康に良さそうだったが,飲み干すのがつらかった。ここの家は,僕が大好きな果物をいつも沢山出してくれるので,最高の口直しも頂けた。おじさんによると売上はガタ落ちだそう。その理由は,飲酒運転の厳罰化により客が減ったとのことで,同業者も随分と辞めているそうだ。先の金利問題もそうだし,この飲酒運転問題もそうだが,僕らの知らないところで生業を継続できない場所があるということでいい社会勉強の機会がここにあった。
■そして,父の妹の工務店へ。ここはおじさんが去年他界したばかりなので,仏壇も真新しく遺品のラジオなどが並んでいたが,おばさんはもうすっかり元気で僕の来訪を喜んでくれていた。
■そして帰宅するのだが,うちのアパートにいた人が最近亡くなったそうだ。20年来,僕も仲良くしていた・・・というよりは二人して毒舌を吐きあっていた仲だったのだが,もうこの世に居ないことが寂しくてならない。部屋の片付けに離婚して離ればなれだった娘さん二人(僕よりも少し若い位)も来ていたが,後片付けで想い出を見たのか目を腫らしていた。
■人生は,あちこちで普通に繰り広げられ,それは誰に知られられる訳ではないが,間違いなく何らかの足跡が世に残り,それが最愛の人やそれ以外の人たちに悼まれるものだと思うと,やはり人生は素晴らしく,生きている幸せをもっと感じなければならない。妻よ,子よ,ありがとう。


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